2014年10月の食育レシピは、『きのこをたっぷり入れてきのこチャウダー』です。
メインの食材は、秋の味覚「きのこ」達。実際には、今はプラントで1年中生産されているので、秋の味覚がどうかは微妙なところもあります。どうやら、秋の味覚として知られる「マツタケ」がそのイメージを定着させているのかもしれません。ただ、自然界のきのこは、その他の多くの食べ物と同じように、秋は実りの季節であり、最も多くのキノコが発生します。
今回、食材として扱う「きのこ」をご紹介致します。
こちらは、「ぶなしめじ」です。歯切れがよく、風味にも味にも癖がないため、色々な料理に活用出来ます。
続いてご紹介するのは、「えりんぎ」です。歯ごたえがよく、マツタケにも似ていると言われます。食材そのものの香りには乏しいため、種々の味付け・香り付けをして食べます。バターでソテーしたり、和食や中華の具材としても広く使われます。
こちらは、「マイタケ」です。このキノコを食べて踊った人々が出たから、その名前がついたという説や、自然界ではとても貴重なキノコで、発見したときに思わず舞ってしまうほど嬉しかったという説など、諸説あります。
「マイタケ」の栄養素は、水溶性のため、調理した際に煮汁として出てしまいます。ですので、煮汁も召し上がれる「鍋物」「味噌汁」「炊き込みご飯」などの料理が向いています。また、水溶性で煮たときに色が出てしまうため、白いスープなどに普通の「まいたけ」を使うと色が濁ってしまいます。雪国まいたけ様では、「白まいたけ」も栽培されており、見栄えが気になる料理の場合にお使い下さい。それと、「まいたけ」には、たんぱく質を分解する酵素が含まれているため、生のまま茶碗蒸しに入れると固まらなくなってしまいます。一度、ボイルするか、電子レンジで過熱すると、茶碗蒸しが固まるようになります。
その他、キノコ全般に言えることは、キノコに含まれる成分は水溶性ですので、洗わないで下さい。どうしても気になる場合は、、流水にサッと軽く流す程度にしてください。
また、注意点としては、キノコは、加熱食材ですので、必ず加熱調理してお召し上がりください。
それでは、キノコを使った食育レシピを二品ご紹介致します。(小さな画像をクリックすると拡大表示されます)
posted by ワイズマン2号 at 19:14|
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